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ギリシャ情報 ギリシャ情報


「メジャーな島にはもう飽きた」という方に、マリソルスタッフからのおすすめの島をご紹介します。
ただし、これらの島では冬季にはほとんどのホテル・レストランがクローズします。
ギリシャの夏は6月〜9月と長いので、比較的すいている時期を狙うのもいいかも。

ケファロニア
ケファロニア1ケファロニアは、イオニア諸島の中で最も大きな島です。島全体が緑に覆われているので、ミコノスやサントリーニといったキクラデス諸島の島とはかなり雰囲気が違います。ケファロニア島は1953年の大地震でかなりダメージを受け、その後それまでのヴェネチアン風の町並みも完全には修復されていません。そのせいで、近くのコルフ、ザキントスなど、ヨーロッパ人に人気のリゾート地に比べると静かな感じがします。

2000年夏に、映画「コレリ大尉のマンドリン」の撮影が行われ、アメリカの俳優・女優たちも多く訪れました。 ケファロニアにはたくさんのビーチがあり、ギリシャには珍しいホワイトサンドのビーチもありますので、ビーチでのんびりしたい方にはおすすめです。ただし、大きな島ですので、島内の移動には車が必要になります。ビーチ以外にも、ドロガラディ、メリサニの洞窟、アソスのヴェネチアン要塞、1953年の地震でも唯一被害を受けずに昔のままの家並みが残るフィスカルドなども見所です。

ケファロニアへはアテネから1日1便(もしくは2便)のフライトがありますし、アテネのキフィスウバスターミナルからバスも出ています。(所要時間約8時間) ケファロニア3ケファロニア2

パロス
パロス1パロス島は、キクラデス諸島のほぼ中央に位置する島です。他のキクラデス諸島の島と同様、白い建物や迷路のような町並みがご覧いただけます。ミコノス島ほど混み合った島は嫌だけど、エーゲ海らしい町並みを楽しみたい、という方にはおすすめです。ホテルの料金も、ミコノス島など世界的に有名な島に比べると若干安めです。日本人の女性が経営しているレントルームもありますので、長期のご滞在でゆっくりしたいという方にはご紹介もできます。

パロス島のメインポート、パリキアの町は、ミコノスタウンが少し大きくなったような雰囲気です。島内のビーチへもここからバスが出ていますし、向い側のビーチへ小さなボートで渡る事もできます。タベルナとカフェがあるだけの小さなビーチですが、比較的遠浅で過ごしやすいと思います。
パロス島へはアテネから1日6〜8便(夏季)のフライトがありますが、小さな飛行機ですのでシーズン中は常に満席状態です。アテネ(ピレウス港)からはフェリーで約5時間、夏季のみ運行される高速艇をご利用になれば約3時間半程度です。お時間に余裕があれば、パロス島を拠点に、近くのミコノス島、サントリーニ島を訪れるのもいいでしょう。 パロス3パロス2

スキアトス
スキアトススキアトス島は、スポラデス諸島の島で、夏季にはヨーロッパ各地からチャーターフライトが運行されるリゾート地です。ギリシャ人には夏のナイトライフで有名な島なので、静かに過ごしたい方は、ビーチサイドに滞在した方がいいでしょう。

ギリシャで最も美しいといわれるククナリエスビーチは、1キロもの砂浜が続きます。近くにはリゾートホテルもありますから滞在もできますし、タウンからはバスでも移動できます。もしくは、スキアトスタウンに滞在し、島の裏側のビーチに小型ボートで行けるのはもちろん、日帰りのボートトリップで近くのスコペロス島、アロニソス島にも行くことが可能です。ただし、これらのボートは、風が強ければ運航されませんので注意が必要。風向きによって、おすすめのビーチも変わってくるので、地元の方に聞くのが確実です。

スキアトス島へは、アテネから1日3〜4便(夏季)のフライトがあります。船をご利用になる場合、アテネのリオシェオンバスターミナルからアギオス・コンスタンティノスまで移動し(約2時間半)、そこからスキアトスまでフェリー(約3時間半)もしくは高速艇(約1時間半)をご利用いただくことになります。

セリフォス
セリフォス1セリフォス島は、キクラデス諸島とは思えないほど静かな島です。家族連れが多く、タウンもビーチも「若者ばかり」の騒がしさとは無縁です。セリフォス島には奇妙な形の岩が多く、ギリシャ神話で伝説の怪物メデューサを退治したペルセウスが、見ると石になるといわれるその頭を、セリフォス島に持ち帰ったために、島中が石だらけになってしまったといわれています。

島のメインポートであるリヴァディの町には、ウォーターフロントにお洒落なカフェが並び、水際に足を浸しながらドリンクを楽しむこともできます。リヴァディにも砂浜のビーチがあり、水は港に接しているとは思えないほど澄んでいます。セリフォスタウンは港から2キロの丘の上にあり、タウンからひと際高くなった要塞の上からはリヴァディの町が見下ろせます。ビーチでのんびりした後には、ここから夕陽を楽しむのがおすすめです。

セリフォス島には空港が無いため、アテネ(ピレウス港)から船を利用するしかありません。フェリーで約4時間半、高速艇(夏季のみ)で約3時間です。 セリフォス2

ミロス
ミロス1ミロス島は、キクラデス諸島の最も西に位置する島です。「ミロのビーナス」が発見されたことで有名な島で、ホテルやキャンプ場などの施設も整っているため、夏はヨーロッパからのツーリストやバックパッカーで非常に賑わいます。

滞在には、ミロス島のメインポート、アダマスの町がおすすめ。島内を走るバスはここから出るので、車では行けないビーチへもボートトリップで日帰りできます。島を一周するボートトリップは、毎朝出発します。ミロス島のポストカードでは必ず目にするクレフティコにも立ち寄ります。夜は島を見下ろす高台にあるプラカの町でお食事でも...。ただ、島内の移動には車がないと不便かもしれません。

ミロス島へはアテネから1日1便程度しかフライトがありません。曜日によっては朝のフライトでアテネから出発し、翌日夕方のフライトで帰ることもできますが、ボートトリップに参加される予定の方は2泊以上することをおすすめします。船をご利用になる場合は、アテネ(ピレウス港)からフェリーで約7時間。

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スペチェス
スペチェス島はサロニコス湾に浮かぶ島の中ではアテネから一番遠いこともあり、アテネからの1日クルーズで訪れるポロス・イドラ・エギナの3島に比べると日本人観光客は少なく、クルーズ船が到着するたびに何百人ものツーリストが下船する、という騒がしさもありません。アテネから簡単に船で行ける距離ですので、ギリシャ人にとっては「週末アイランド」というイメージがあります。

スペチェス島は車の乗り入れが許されていないため、港では馬車が待ちうけ、タクシー代わりとなっています。アテネからの高速艇が到着するスペチェスタウンには、港に沿って旅行会社が並び、当日のホテルも探してくれます。港からは島の裏側のビーチに行くボートも出ており、1日ビーチでゆっくりしてタウンに戻ってくることも可能です。ただし、ボートによってビーチからタウンに戻る最終の時間が違いますので、最初に確認が必要です。ビーチは砂浜ではありません(砂利がほとんど)
が、水の透明度は文句なしです。

スペチェス島へは、ピレウス港からフライングドルフィンで約1時間50分、夏季はアテネ(ピレウス港)から1日2〜3便、ゼア湾からは1日6便程度のフライングドルフィンが運航されます。ただし、フライングドルフィンは強風によりキャンセルになることが多いので、日程には余裕をもってください。

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